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2018
09.29

ドント・ルック・バック・イン・アンガー

 こんにちは 森田です
 ご乗車ありがとうございます。

 今週は事務作業やら何やらとフロア以外の作業が多く、気がつけば
 写真を1枚も撮らずに終わってしまいました

 仕方がないので、デイサービスとか高齢者とか、認知症等にまつわる『おもしろい話』や『ちょっといい話』、『ためになる話』を上手いことまとめて書こうとしていましたが、それはぼく(森田)の言葉ではないですし、このラベンダー号の役割ではないな、と思って途中で書くのを止めました。

 申し訳ありませんが、今週の『回想列車 ラベンダー号』は運休とさせていただきます

 代わりといっては何ですが、
 家のパソコンの中を探っていたら、昔書いたしょうもない日記みたいなのが出てきましたので、掲載しておきます。一応『ラベンダーにまつわる話』ではあるかな・・・。

 

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「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」

 午後7時、戸締りを確認して転送電話をセットし会社を出た後、最寄りのJR港南台駅までT社長の車で送ってもらった。
 「お疲れ様でした。」
 去りゆくミニクーパーのテールに向かって頭を下げた後、ぼくは財布から回数券を出して、そそくさと駅の改札を抜け、ホームへ降りるエスカレーターに乗った。動き出したエスカレーターが階段1段分も下りないうちに、携帯電話を会社に忘れたことに気がつく。最後に置いた場所(タイムカード打刻機の横だ)も明確に思い出した。 やれやれ、せめて改札を抜ける前に気づかないものだろうかと、落ち着いたまま呆れた。

 「ホームでお待ちのみなさま、会社に携帯を忘れた阿呆の入場です。」

 と構内放送が入り、ぼくはゴンドラに乗った新郎のようにゆっくりとホームに降りていく。ホームの客たちはぼくを指差して笑っている。冷やかすように指笛を鳴らす者や、仄かに甘く匂う安い紙製のクラッカー。中国の旧正月のようなよくわからないパーカッションもカンカン鳴り響く中、ぼくは東海林太郎か藤山一郎よろしく、スーッと直立不動で降りていく。キツネ目の男が巨大な銅鑼をゴァーンと鳴らした。

 ひと通り、嫌な想像をし終わってもまだホームに着かないので、自らの足で2、3段歩いて降りた。すぐにくるりと踵を返し、上りのエスカレーターへ乗り込む。決して後ろは振り返らないし、怒りに転嫁してはならない。上り終える時もまた2、3段タタッと歩いて地上階へ戻った。
 駅員に事情を話し、改札の脇から外に出してもらった後、まだ近くにいるかもしれない社長に戻ってきてもらえないかと電話をしようと思い、少し緊張した。

 アホが。だからその電話がないのだ。

 気温も下がってきた午後7時半。ぼくは社長に送ってもらった道のりを、自分の足で走って戻ることにした。



 後に、ランニングを始めるきっかけになった事件。


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 まつわってないか

 改めまして心よりお詫び申し上げます。
 来週は通常運行いたしますので、またのご乗車お待ちしております。

 それではまた来週!
 車掌 森田でした

(一応クリック等)お忘れ物の無いよう、
ご注意ください。
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ありがとうございました
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コメント
こんにちは

お仕事大変だから、写真を撮るのも大変だろうからねぇ。
お疲れ様です。

ランニングを始めるきっかけの事件ですか。
それはそれで大変だねぇ~。
よしおdot 2018.10.04 13:58 | 編集
よしおさん

ありがとうございます(#^.^#)
月替わり付近は事務所に籠る作業が多いので、写真がなかなか撮れないのです(T_T)

電話を忘れた話は7~8年前の実話です。身体を動かして心拍数を上げると、汗と一緒にイライラも流れるのだ、と気がついた事件でした笑。

その後は今も続く長い趣味になりました。
ラベンダーのタモやんdot 2018.10.06 11:41 | 編集
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